10月13日の咲ちゃん(彩風咲奈)の卒業の日から1週間が経ちました。
千秋楽のほんの少し前に劇場で観たばかりということもあるのか、咲ちゃんがもう宝塚にいないという事実があまり実感できていません(汗)
下級生の頃からスカイ・ステージでずっと見てきて、トップになってからはほとんどの公演を劇場で生で観てきたので、咲ちゃんには特別思い入れがありました。
そして、2021年の花組公演で宝塚初観劇だった友人が咲ちゃんのファンになったというのも大きいです。
なかなか行けない全国ツアーや咲ちゃんの初のリサイタル『ALL BY MYSELF』もその友人のおかげで観に行くことができました。
私の男役・彩風咲奈のヒストリー
彩風咲奈との出会いは
私が初めて咲ちゃん(彩風咲奈)を知ったのは確か2010年に雪組スカイ・フェアリーズとしてタカラヅカニュースのMCをやった時だと思います。
あ、タカラヅカニュースで『ソルフェリーノの夜明け』の新人公演を観た方が先だったかな?
その頃はもっぱらスカイ・ステージで公演を観るばっかりだったので、テレビで見る咲ちゃんの印象が強かったです。
下級生の頃の咲ちゃんは童顔でとっても可愛らしくて、一緒にスカイ・フェアリーズをやっていた天舞音さらちゃんと「アライグマコンビ」なんて言われてましたね〜
後に昔を振り返る番組などでよく出てきたスカイ・フェアリーズ卒業企画の『ロミオとジュリエット』のPV撮影もリアルタイムで見ていました。
それと『Carnevale睡夢』の千秋楽映像で見た「灰の水曜日」のカゲソロもものすごくよく覚えています。
あの頃は彩吹真央さんの2番手での退団など雪組を巡るあれこれがあって、その中で咲ちゃんがそのカゲソロを感極まった感じで歌っていたのがすごく印象に残ったんです。
それ以来彩風咲奈という男役をおのずと注目するようになっていました。
彩風咲奈の作品、観劇の記録
咲ちゃんがトップになってからの公演はプレお披露目の全国ツアー以外は全部劇場で生で観ています。(ディナーショーの『LAST MISSION』はライブ配信での視聴でしたが)
運よくチケットが取れたのとタイミングよく遠征ができたというのもありますが、そんなトップさんは私にとって初めてでした。
大劇場お披露目公演『CITY HUNTER』『Fire Fever!』を本拠地宝塚大劇場で観劇
さききわ(彩風咲奈・朝月希和)コンビの大劇場お披露目公演は運良くチケトレでチケットが取れて、宝塚大劇場で観ることができました。
咲ちゃんの大羽根に感動しました。
その時の感想はこちらです。
この公演は東京宝塚劇場でも観劇することができました。
梅田芸術劇場でリベンジの『ODYSSEY』を観ることができました
お披露目の『CITY HUNTER』『Fire Fever!』の後は本来なら2022年1月に東京国際フォーラムで『ODYSSEY』が上演されるはずだったのが、コロナで公演が中止になってしまいました。
その後東京宝塚劇場で『夢介千両みやげ』『Sensational!』を観劇し、その夏にリベンジで梅田芸術劇場で上演された『ODYSSEY』を観ることができました。
この時は咲ちゃんやキャスト皆んなのようやくやれたという喜びが舞台上からひしひしと伝わってきて、ものすごく感動しました。
この時の感想です。
『BONNIE & CLYDE』
『ODYSSEY』の後の大劇場公演『蒼穹の昴』は友人に原作本を借りて読んで予習もばっちりの状態で観劇しましたが、今でも素晴らしい作品だったな〜という思いがよみがえってきます。
この頃から前述の友人が咲ちゃんのことをしきりに言うようになってきたんでした。
その後の御園座の『BONNIE & CLYDE』はその友人には申し訳ないんですがw、自分だけ名古屋まで遠征して観てきました。
御園座は初めてでしたが素晴らしい劇場で、『BONNIE & CLYDE』という作品も素晴らしくて、いい思い出になりました。
咲ちゃんとあやちゃん(夢白あや)の新トップコンビのお披露目をこの目で観ることができたのもすごくよかったです。
『愛するには短すぎる』『ジュエル・ド・パリ!!』
さきあや(彩風咲奈・夢白あや)コンビの大劇場お披露目公演の『Lilacの夢路』『ジュエル・ド・パリ!!』は、古くからの宝塚ファンのまた別の友人にチケットを手配してもらって、その咲ちゃんファンの友人と2人ですごく前方席で観ることができました。
それもすごくいい思い出なんですが、次の全国ツアーの『愛するには短すぎる』『ジュエル・ド・パリ!!』をその咲ちゃんファンの友人のおかげで観に行けたのもいい思い出です。友人がどうしても咲ちゃんの全国ツアーを観たいと言って、チケットかながわの先着で頑張ってチケットを取ってくれたんです。
自分一人だと東京宝塚劇場や近隣の劇場以外で観ることはなかなかないので、初めての神奈川県民ホールまでちょっとした旅行気分で出かけたのも楽しかったです。
『ALL BY MYSELF』
全国ツアーの後の大劇場公演『ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル』『FROZEN HOLIDAY』は、宝塚大劇場の千秋楽をライブ配信で観てからの観劇でした。
東京公演の少し前に咲ちゃんの退団が発表されたということもあって、特別な思いで観劇しました。
そして次の彩風咲奈リサイタル『ALL BY MYSELF』も特別な公演でした。
これも『Lilacの夢路』のチケットを手配してくれた友人のおかげでめちゃくちゃ良席で観られたんですが、その友人と咲ちゃんファンの友人と3人で相模女子大学グリーンホールまでちょっとした遠征気分で行ってきました。
このリサイタル自体が咲ちゃんのこれまでの宝塚人生を振り返るという作品だったというのもありますが、もう男役彩風咲奈を観られるのはあと少しだという思いでしっかりと目に焼き付けてきました。
『ALL BY MYSELF』の感想はこちらです。
第一幕
第二幕
『ベルサイユのばら』
そして最後の公演『ベルサイユのばら』。
その友人とは同じ公演を2回観ることはそれまでなかったんですが、咲ちゃんの最後の公演なので2回は観たいと言って2人で2回観劇しました。
1回目は1階の前方席、2回目はB席の後ろの方でしたが、全く違う視点から観られたのはよかったです。
本編でもフィナーレでも何度も涙が出ました。
2回目の観劇の時の感想です。
退団後の彩風咲奈の活躍に期待
『ベルサイユのばら』の2回目の観劇の後、友人が「もう咲ちゃんの男役は観られないんだな〜」と寂しそうに言ったのが心に残っています。
そして「俳優さんになってくれるといいな〜」とも言っていました。
舞台もいいけど、できればテレビに出てくる女優さんになってもらいたいそうです。
千秋楽後の記者会見で今後の予定は何も決まっていないと答えていた咲ちゃんですが、
「今日で男役は終わるけれども、私は終わりを目指しているのではなく、終わりのない『その先』をずっと目指してきました。これからも自分の人生で目標を見つけ、さらに『男役の先』に進めていきたいと思っております」
というように話していましたね。
きっと退団後も活躍してくれることと思っています。
咲ちゃんの活動開始を友人と共に首を長くして待っています。
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