朝月希和、卒業インタビューでキラキラな笑顔を見せました

いよいよ12月25日の雪組東京公演千秋楽が近づいてきました。
ということは雪組トップ娘役のひらめちゃん(朝月希和)の卒業の日も近づいてきたということですね~

その卒業の日を目前に、タカラヅカニュースではひらめちゃんの卒業インタビューが2回に渡って放送されました。

朝月希和が大好きなキャトルレーヴで卒業インタビュー

ひらめちゃん(朝月希和)の卒業インタビューは雪組スカイ・ナビゲーターズのはいちゃん(眞ノ宮るい)とともかちゃん(希良々うみ)をMCに、なんとキャトルレーヴで行われました。

というのもひらめちゃんは「愛と夢と可愛いが詰まった」キャトルレーヴが大好きで、以前にキャトルレーヴの宣伝部のお仕事をしていたという思い出もあってということだそうです。

そんなお話から、まずはひらめちゃんのスカイ・ステージに出演した時の思い出や、これまでの公演の思い出なども話していきました。

朝月希和の雪組での思い出

はいちゃんとともかちゃんから雪組での思い出を訊かれたひらめちゃん。

最初に花組から組替えしてきた時、緊張しすぎてなかなかみんなと喋れなかったそう。

でもはいちゃんやともかちゃんたち下級生が「ひらめさん」って親しく呼んでくれたのがすごく嬉しくて緊張がほぐれていったそうです。

下級生が「ひらめさん」って呼ぶのは雪組だけだそうです。
それはちょっと意外でした。

花組では「きわさん」とか「朝月さん」って呼ばれてたんですって。
上級生や同期は「ひらめ」って呼んでた覚えはありますけどね~

で、雪組の下級生たちが「ひらめさん」って呼んでくれるのがすごく嬉しくて大切にしてるって言ってました。
ひらめちゃん自身「ひらめ」という愛称を大事にしてるんですね~

もう一つは、花組時代は一度も行ったことがなかった全国ツアーに、雪組では3度も行ったということ。
各地でみんなと観光名所を回ったり、劇場ごとに楽屋の隣の人が変わるのが新鮮だったりと濃い時間を過ごしたのがいい思い出となっているそうです。

全国ツアーでの話では、移動中にサービスエリアなどでともかちゃんとアイスクリームを食べた思い出も楽しそうに語っていました。

スカイ・ナビゲーターズの二人から朝月希和へ

スカイ・ナビゲーターズの二人からもひらめちゃんの思い出をいろいろと話しました。
とくに3人とも出演していた『ODYSSEY』での思い出はいろいろと濃かったようです。

はいちゃん(眞ノ宮るい)もともかちゃん(希良々うみ)もひらめちゃんからアドバイスしてもらったのがすごくありがたかったようです。

眞ノ宮るい

はいちゃんは『ODYSSEY』で女役をやった場面がありましたが、歩き方などそもそもの根本が分からなくて、ひらめちゃんが一から手取り足取り教えてくれたのが本当にありがたかったって。

ひらめちゃんは自分も忙しいのにはいちゃんに娘役のあり方などを教えてあげて、そのおかげであのあーさ(朝美絢)とのロンハンモンの素敵な場面が完成したんですね。

『ODYSSEY』の話題では、ニューヨークの場面でのひらめちゃんがミニスカートでセクシーに歩くところの映像が流れましたが、あれははいちゃんも言っていた通りめちゃくちゃかっこよかったです。
咲ちゃん(彩風咲奈)のブルームがクラクラしちゃうのも当然といった感じでした。

「歩くって難しい」とひらめちゃんは言ってましたが、あのカッコいい歩き方はひらめちゃんの鍛錬のたまものなんでしょうね。

これまで身につけた娘役の極意を惜しげもなく女役をやるはいちゃんに伝授するひらめちゃんがまたカッコいいなと感心しました。

希良々うみ

ともかちゃんは『ODYSSEY』のジェラール・フィリップの場面で踊りにおいてスランプに陥ってしまったんだそう。

その時にひらめちゃんが心配して声をかけてくれて、「踊りでスランプに陥った時は、曲の聴き方を変えてみたらいいよ」ってアドバイスしてくれたんでそうです。
その言葉のおかげでともかちゃんはスランプを抜け出して先生にも褒めてもらえたそう。

その時のことを話しながらすごく感謝しているともかちゃん、自分の経験が何かヒントになればと言うひらめちゃん、その二人の関係もすごくいいなと思いながら見ていました。

朝月希和の娘役としてのこだわり

お稽古着

ひらめちゃんは雪組に組替えして来た時に、お稽古着から花組とは違っていて刺激を受けたと話していました。
レオタードでもそれまで着たことがないような襟の形のものに挑戦したりとかしたそうです。

組によってお稽古着に特徴があるというのは男役では時々聞くのですが、娘役でもそうなんですね~
興味深いです。

そしてお稽古着といえば、今回の『蒼穹の昴』でのひらめちゃんのお稽古着が、舞台での玲玲のお衣装とそっくりなのがあったのがすごく印象的でした。

稽古場情報の時にそのお稽古着で出演していて、えっ、これって舞台での玲玲のお衣装とほとんど同じじゃないの?とびっくりしたのを覚えています。
ともかちゃんたちもあのお稽古着にはびっくりしたようです。

ひらめちゃんは生地から似たような物を探して、あのお稽古着を自分で用意したんですね。
ひらめちゃんの娘役としての並々ならぬこだわりが感じられるエピソードです。

頭飾り

それと、ひらめちゃんのこだわりの話でもう一つびっくりしたのが、『蒼穹の昴』のパレードの時に付けている頭飾り。

あれもひらめちゃんの手作りなんですね~
てっきりあれはお衣装の一部なんだと思ってました。
だってめちゃくちゃ凝った作りの頭飾りでしたよ~

退団公演ということでとくに思い入れを込めて作ったんだと思いますが、あんなすごい飾りまで手作りしちゃう娘役としてのひらめちゃんのこだわりに本当に感心させられました。

そして、そのこだわりがともかちゃんをはじめ雪組の娘役下級生たちに伝わっていくのが、本当に宝塚のいいところだなと思いました。

ひらめちゃんからのアドバイスとして、「私がいつも思っているのはとりあえずやってみようということ」と話していました。

アクセサリーの手作りでも踊りでも何でも、できなくてもいいからとりあえずやってみようという心を大切にということを下級生の二人に伝えていました。

相手役の彩風咲奈への言葉

これまでの雪組公演での思い出で『Gato Bonito!!』の話をしたところでも思ったのですが、ひらめちゃんはトップコンビを組む前から咲ちゃんの芸事に対する思いを真摯に受け止めて、同じ方向を向けるように努力してきたんだなと感じました。

それからトップコンビとなってからもずっと咲ちゃんを尊敬して、謙虚な気持ちで付いてきたんだな~と。

最後にナビゲーターズの二人から「相手役の彩風さんへの思いはありますか?」と訊かれたひらめちゃん。

サヨナラショーで「一つの愛」を歌いながら大階段を咲ちゃんに向かって降りて行く時に、いろんな思いがあふれて目の前が真っ白になったけど、咲ちゃんに手を取ってもらったらすごく安心したという話がすごくいいな~と思いました。

「どんな時も私を大きく受け止めてくださって、私の知らない世界をたくさん見せてくださった咲さんには心から感謝しています」

と話すひらめちゃん。
そして

「東京公演も咲さんからいただいた言葉を一つ一つ振り返って一生懸命頑張りますので、咲さん、どうかよろしくお願いいたします」

と笑顔で咲ちゃんに向かって話しかけていました。

この卒業インタビューでは涙は全くなくて、スカイ・ナビゲーターズの二人とすごく楽しそうに話すひらめちゃんの笑顔が素敵でした。
キャトルレーヴという場所もまた夢夢しくてよかったんじゃないかな~

そして、ひらめちゃんの娘役としてのこだわりや、下級生たちに対する思い、相手役の咲ちゃんへの思いなどが聞けた有意義なコーナーでした。

12月25日の卒業の日にもきっとキラキラした姿を見せてくれることでしょうね。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

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