朝美絢・音彩唯の雪組新トップコンビの船出にぴったりの作品でした!(『波うららかに、めおと日和』ライブ配信感想)

本日、雪組梅田芸術劇場メインホール公演 『波うららかに、めおと日和』のライブ配信を視聴しました。
4月13日に初日を迎えてからずっと、この作品のキュンキュンぶりが話題になっていますが、今日ようやく私もそのキュンキュンを味わうことができました!

雪組公演『波うららかに、めおと日和』ライブ配信視聴

この作品は西香はちさんの人気コミックが原作で、昨年はドラマ化もされましたが、私はどちらも未見なので、今日のライブ配信が初見です。
稽古場レポートやNOW ON STAGEでの話や、初日映像だけが情報源でしたが、SNSで観劇した皆さんの感想やレポートを見ていたので、細かい見どころなどを見逃さないようにと思いながら見ていました。

開演前の舞台幕に映し出された『波うららかに、めおと日和』のタイトル文字がとてもほのぼのとしていて、桜の花びらが待っているのも可愛らしい。
ちなみに一幕終わりと二幕の始まりは秋の色に変わって、トンボが飛んでいました。
突撃レポートであーさ(朝美絢)が話していたトンボのカフスの話を思い出しました。

他にも関谷家や2人の新居、デパートの店内など、セットがすべて映像で細かいところまで表現されているんですが、襖の開閉にその映像がぴったり合っているところに感心しちゃいました。

芸者見習いの小菊(夢翔みわ)と久桃(白綺華)の二人が、講釈師としてところどころ登場し社会情勢やその場面の状況を説明してくれる構成がわかりやすく、また昭和初期当時の流行歌がたくさん流れるのも、この作品の世界観に没入する助けになっていました。

瀧昌となつ美の不器用で可愛らしい夫婦の関係にメロメロ

あーさ(朝美絢)演じる海軍中尉の瀧昌と、はばまいちゃん(音彩唯)演じるなつ美は、なんと結婚式の1週間前に結婚が決まり、おまけに結婚式には急な訓練が入って新郎は欠席。

それから2週間経ってようやく初めて顔を合わせるという、当時の軍人ならではの気の毒な結婚生活の始まりを迎えた2人。
無口で無愛想で堅物ながら根はものすごく温かくて優しい瀧昌を、あーさが繊細に演じていて、対してはばまいちゃんは明るく常に前向きで何事にも一生懸命ななつ美を演じています。

二人とも恋愛には不器用で、お互いどう接していいかわからないもどかしさに見ていてキュンキュンしちゃいます。
心の声が聞こえる演出も実に面白いです。
手を触れるだけでもドギマギしちゃうけれども、実はお互い心底惚れ合っていて、それを表面にはなかなか出せないというのがまたいいです。

特に瀧昌はなつ美が何かする度に「可愛い…♡」とこっそり呟くシーンが何度かありますが、その時の悶えるようなあーさの表情にこちらも悶えてしまいました。

ようやく初めて顔を合わせた次の日にまた軍から招集がかかったり、新婚旅行の最中にも船に戻らなくちゃいけなくなったりと、なつ美ちゃんが本当に気の毒でやきもきしちゃうんですが、それでも段々と夫婦の関係を構築していく様子がとても素敵でした。

この作品の前にも『海辺のストルーエンセ』と『An American in Paris』で2回コンビを組んでいる2人ですが、この作品での関係性が新しいトップコンビとなった今の2人とリンクしていて、この作品がプレお披露目公演に選ばれてよかったな〜と思いました。

縣千と華純沙那のコンビもいいです

瀧昌となつ美の夫婦の他にもいろんなカップルが登場しますが、中でも瀧昌の同僚でプレイボーイの深見龍之介を演じるあがちん(縣千)と、なつ美と友達になる芙美子を演じるまるちゃん(華純沙那)のコンビがまたすごく良かったなです。

クールで何事も斜めに見ているような深見が、自分でも可愛げがないと言っちゃう自立した女性の芙美子と出会って、お互いが変わっていく様子に、こちらもキュンキュン。

あがちんとまるちゃんというコンビもいいな〜と、今度はこの2人が主演コンビの作品も見てみたいな〜なんて思いました。

忍び寄る戦争の影

二幕の最初までは、しょっちゅう招集がかかって軍艦に乗っている瀧昌ですが、まだほのぼのとしています。
それが二幕の途中から徐々に戦争の影が忍び寄ってくるところに、胸が苦しくなる場面も。

なつ美の幼馴染の瀬田くんに召集令状が来て戦地へ行くところや、婦人たちが千人針をお願いして回っているシーンに胸が痛くなりました。
今のこの世界情勢だからこそ、意味があるシーンだなと思いました。

フィナーレは超ハッピーに

原作はまだ連載中で、結末がわかっていないので、この公演ならではのラストとなっているのですが、ちゃんと結婚式ができなかったリベンジに、2人だけで結婚式のやり直しをするラストに幸せな気持ちで終われました。
最後にキーアイテムとなっている結婚指輪を2人で見つめるところで終わるラストにジーンとしちゃいました。

そして、フィナーレがまたハッピー。

深見と芙美子の2人から始まって、登場人物がそれぞれの衣装で登場し、白軍服の男役群舞へ。
最後はあーさとはばまいちゃんのトップコンビのデュエットダンス。

このデュエットダンスでも、ちょっと不器用で可愛らしい関係性が出ている振付で、実に幸せそうな表情にまたまたキュンキュンさせられました。

パレードではあーさは着替えて来て、ポスターでも着ている正装の軍服に。

映像では見えませんでしたが、突撃レポートで話していたはばまいちゃんからプレゼントされたトンボのカフスをここでしているんだな〜と思いながら見ていました。

朝美絢のカーテンコールご挨拶

千秋楽ではないので短いカーテンコールでしたが、ライブ配信とライブ中継がされているということで、あーさがちょっと長めにご挨拶。

「何気ない日常の中にある小さな幸せがいつか宝物になる。今日のこの公演も皆様にとって宝物だと思っていただけるような公演になっていたら嬉しい」

というようなことを話し、ライブ中継とライブ配信と劇場の皆さんから「熱視線」で見つめられているって(笑)

「ついに瀧昌もMMKだな〜、照れるな」

って言いながら頭をかく仕草をして笑いを取ってました。
最後は

「皆様また元気でお会いしましょう」

と元気いっぱいの声で言ってご挨拶を締めくくりました。

この公演は30日に千秋楽を迎えます。
あと残り少し、最後までみんなにキュンキュンを届けてくださいね。

  

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