朝美絢の妖しく美しいエドガーから「あーさらしい」笑顔へ!雪組『ポーの一族』千秋楽カーテンコールは「レッツポー!」で大盛り上がり

雪組宝塚大劇場公演『ポーの一族』が、7月11日の初日から約1か月半にわたる公演を終え、8月23日に千秋楽を迎えました。

萩尾望都先生の世界観を舞台上に描いた『ポーの一族』。
バンパネラと人間、孤独と愛情など、さまざまなテーマが交錯する奥深い作品で、連日のように多くの観客を魅了しました。

そして今回は、専科から出演していたけいこさん(美穂圭子)が、この公演をもって宝塚歌劇団を卒業。
専科のにわさん(奏乃はると)、ほのかちゃん(小桜ほのか)とともに、雪組を支えてくれました。

雪組 宝塚大劇場公演『ポーの一族』千秋楽

千秋楽のダイジェスト映像では、まずあーさ(朝美絢)演じるエドガーの姿が。
永遠の少年として生き続けるエドガーの、人間離れした妖しさと美しさ。
その瞳や表情から漂う孤独まで含めて、『ポーの一族』の世界そのものといった美しさでした。

ところがフィナーレになると、その雰囲気が一変!
男役らしい色気と熱さを全開にした、カッコいいあーさに♡
娘役さんたちと踊る場面では、銀橋へ向かう前に千秋楽ならではのアドリブとして「Love you!」と投げキス。

そして男役群舞では、低音ボイスで「千秋楽!」と掛け声を入れるという、最後まで熱く盛り上げるあーさ。

本編の妖しく美しいエドガーと、フィナーレの熱い男役とのギャップがたまりませんでした。

朝美絢の千秋楽ご挨拶

カーテンコールでは、まず大劇場をこの日で卒業するけいこさん(美穂圭子)が大階段を降りてご挨拶。
雪組で育ち、専科へ異動してからも新たな挑戦を続けてきたけいこさん。
最後の公演を雪組で迎えられた喜びと、これまで支えてくれた皆さんへの感謝を語りました。
そしてお花渡しには、同期である元星組トップスターの湖月わたるさんが駆けつけたというのも、胸がいっぱいになる瞬間でした。

続いてあーさがご挨拶。

1回目は、暑さ厳しい公演期間を出演者全員で無事に走り切れたこと、『ポーの一族』が多くの人に愛されていることを実感したこと、そして何よりお客様からの愛と声援への感謝を、真摯に言葉にしました。

「人は愛がなくては生きていけない」という作品のテーマにも触れながら、宝塚大劇場で皆様から愛を感じながら舞台に立てた幸せを語ったあーさ。

東京公演では「皆様と共に永遠の時を過ごしたい」と、エドガーらしい言葉で締めくくりました。

2回目からは少しずつ楽しい雰囲気に♡

2回目のカーテンコールでは、ライブビューイング・ライブ配信で観ている皆様にも感謝を伝えつつ、
「1回人間に戻りまして(笑)、また東京公演でバンパネラとしてお会いできたら」
と、あーさらしいユーモアも。

毎日、歌・芝居・ダンスすべてに集中力を要する舞台だったことにも触れ、オーケストラやスタッフの皆さんと一丸となって作り上げた公演だったと振り返りました。

心温まる「退団者からの一言コーナー」

3回目のカーテンコールでは、けいこさんとの2人の時間が設けられました。

あーさが「漫才じゃないですね(笑)」と笑わせながら始まったこのコーナー。

けいこさんは、最後の大劇場での言葉としてはあえてブラヴァツキーの言葉は使わないと話しつつ、これまで長く舞台に立ち続けられたのは皆様の支えがあったからこそ、と感謝。
「また東京もありますので」と、まだまだ元気に舞台に立つ気持ちも見せてくれました。

劇中でのブラヴァツキーとしてのアドリブも毎回頑張っていたようで、あーさから「1回休憩しましょう」とねぎらいの言葉もあり、温かな空気が流れる時間でした。

そして、あーさも専科のお三方への感謝を改めて伝え、けいこさん、にわさん、ほのかちゃん、そして雪組のみんなと千秋楽を迎えられた幸せを語ります。

「舞台も眩しいですし、客席も眩しいですし、すごい眩しくて何も見えないくらいです」
というあーさの言葉に、客席も舞台上も笑顔に。

最後はまさかの「東京へ、レッツポー!」

そして4回目。
あーさが「最後にみんなで何かしたい」と考えたのが、東京公演へ向けての気合い入れ。

「東京へレッツゴー、ならぬ……『レッツポー!』」
この瞬間、客席も出演者も大爆笑!

「拳突き上げるなり、飛んでいただくなり、危険のないように」と客席にも参加を呼びかけ、2階席のお客さんや輪っかのドレスの出演者にも注意を促すあーさ(笑)

さらにライブ中継・ライブ配信を見ている皆さんにも、「画面の前の皆様もぜひ参加していただいて」と参加を呼びかけ、
「こちらからは見えております、バンパネラなのでね(笑)」
と、最後までエドガーを絡めた楽しいサービス!

そしていよいよ、

あーさ「東京へ!」

全員「レッツポー!」

と、客席も出演者も一緒になって、大劇場最後の「ポー!」が響き渡りました。

本編では永遠の少年・エドガーとして、妖しく、美しく、どこか哀しげな存在感を放っていたあーさ。

それがカーテンコールになると、真摯なご挨拶から少しずつ笑顔が増えていき、最後には「レッツポー!」で会場をひとつにしてしまう。

この振れ幅こそ、あーさの魅力ですよね♡

大劇場公演、本当にお疲れさまでした!

そしていよいよ9月12日から始まる東京宝塚劇場公演。
私自身も観劇できる日を楽しみに、東京で再びバンパネラとなる雪組の皆さん、そしてあーさのエドガーに会えることを心待ちにしています♡

  

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