亜音有星、宝塚大劇場で無事に二度目の新公主演(『HiGH&LOW-THE PREQUEL-』)

来年1月の宙組の別箱公演の振り分けが発表になりました。
先に情報が出ていた真風涼帆リサイタル『MAKAZE IZM』と鷹翔千空バウホール初主演『夢現の先に』以外に芹香斗亜のディナーショーも開催されるということです。
3つに分かれて宙組ファンは忙しくなりますね。

さてその宙組は9月13日に『HiGH&LOW -THE PREQUEL-』の新人公演が無事に行われて、昨日のタカラヅカニュースでその模様を見ることができました。

ここ最近新人公演は宝塚か東京のどちらかしか新人公演ができていない状況でしたので、まずは宝塚で無事に開催できて本当によかったです。

新人公演メンバーの若さが爆発

まだ本公演を観ていないので、タカラヅカニュースなどで流れた映像と比べるしかないのですが、本役の皆さんに負けず劣らずカッコいい。
というか本役さんより若さあふれる感じがハイローの世界観にピッタリという気がしました。
いや、もちろん本役の皆さんもカッコいいですが…

プロローグのSWORDの5チームが順番に大階段を降りながらチームのアピールをする場面、あまりにかっこよくて若さが爆発していてワクワクしました。

亜音有星:コブラ(本役 真風涼帆)

『シャーロック・ホームズ』に続いて2回目の新人公演主演のキョロちゃん(亜音有星)。

前回はまだ少し緊張気味なのが見える感じでしたが、2回目となると本当に堂々とした舞台姿です。

冒頭のこぶしで大階段に亀裂を作るところもダンスもキレがよくて、スタイルの良さも相まってカッコいいです。

顔が可愛い分ゆりかちゃん(真風涼帆)のコブラより幼い感じはありますが、それがカナとのデートシーンなどの初々しさに合ってました。

山吹ひばり:カナ(本役 潤花)

ひばりちゃんも『シャーロック・ホームズ』で新人公演初ヒロインでしたので、今回2度目のヒロインです。

どうやらカナは病気で余命幾ばくもないということらしいんですが、その設定がしっくりくる儚げな感じがあるカナですね。

それにしてもひばりちゃん細いですね〜
内臓どこにあるの?って感じです(笑)

風色日向:ROCKY(本役 芹香斗亜)

本役のキキちゃん(芹香斗亜)のROCKYも怖いですが、ひなこ(風色日向)のROCKYもめちゃめちゃ怖い!

「コブラ!殺す!」
のセリフもドスが効いててひえ〜っとなりました。

前回の大劇場公演『NEVER SAY GOODBYE』で2度目の新人公演主演をやったことで、ものすごく成長したんだな〜と感じさせられました。
カーテンコールでもずっと表情をくずさずにずっとROCKYだったのが印象的でした。

大路りせ:スモーキー(本役 桜木みなと)

105期生の大路りせくんがRUDE BOYSの頭のスモーキー役。

ダンスに定評があるらしく、プロローグのチームごとに出てくる場面でもキレキレでした。
病弱なスモーキー役が本役のずんちゃん(桜木みなと)を彷彿とさせて、いいな〜と思って見ていました。
これまであまりよく知らなかったので、今後注目したいと思います。

泉堂成:日向紀久(本役 瑠風輝)

達磨一家の日向紀久役は大路りせくんと同じ105期の泉堂成くん。

最近Twitterで名前をよく見るので、注目株なんですね〜
出てきた瞬間「これが泉堂成くんか〜」と思いました!
確かに美形で存在感がめちゃあります。

日向役の迫力もすごかったです。

奈央麗斗:村山良樹(本役 鷹翔千空)

奈央麗斗くんは107期でこの役は大抜擢ですね〜

前回の『NEVER SAY GOODBYE』では本公演で早くも役がついてすごいなと思っていましたが。
音楽学校の卒業式の時からきれいな子がいるな〜とその存在感に注目していました。
今後の活躍にも期待です。

亜音有星の初々しいご挨拶

カーテンコールのご挨拶は、まずは新人公演長の花宮沙羅ちゃん(102期)から。

「私たちだけでこの大きな劇場の空間を埋めることは本当に難しいことだとあらためて感じるとともに新たな課題が見つかりました」

「形ある物に永遠はありませんが、絆は永遠に続き、そして芸の道も永遠に続きます」

という言葉のチョイス、しっかりとしたご挨拶に感心しました。

そしてキョロちゃん(亜音有星)がご挨拶をしました。

「このような状況下で新人公演をさせていただけたこと、心から感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます」

と緊張気味に話し始めたキョロちゃん。

「役と向き合う中で思い悩み葛藤する日々で、立ち止まりそうになる時もありました」

「カナの『一日を一生だと思って生き始めたら前より愛しく思えてくる』というセリフに背中を押され、今この瞬間が二度と来ないからこそ今を大切にしたいと思い、自分と向き合いお稽古に精進してまいりました』

とお稽古の日々をとても真摯な表情で語りました。

「今終えてみて、課題はまだまだたくさんあると感じましたので、明後日からの本公演でたくさん学ばせていただき、東京の新人公演に向けてさらに頑張りたいと思います」

とすごく力を込めて決意を語りました。
力が入りすぎて少し声が裏返りそうになっているのが初々しかったですが(笑)

「本日は本当にありがとうございました!」

とお辞儀した後、さっそうと身をひるがえして列に戻って、幕が下りるまですごく男らしいキリッとした顔で立っていたのがすっごくカッコよかったです。
と思ったら、次のカーテンコールではちょっと緊張した笑顔で

「また明後日の公演からも頑張ります!」

となんとも可愛らしく言うので、客席から笑いが…(笑)
最後は

「本日は本当にありがとうございました」

とさっきとは違ってニコニコしながら列に戻って、幕が下りるまでニコニコしてました。
一度目はキリッとしたコブラだったのが、2回目のカーテンコールでは研6のキョロちゃんに戻ってたのが可愛くて。
そのギャップにほっこりさせてもらえました〜

とは言っても、『シャーロック・ホームズ』の時のご挨拶と比べても1年経ってすごく成長したな〜という印象があります。
東京の新人公演も無事に開催されて、さらに成長した姿を見せてもらいたいな〜と思います。
応援しています。

  

読んで頂き、ありがとうございました。

ブログランキングに参加しています。クリックして頂けるとうれしいです。
クリック先はブログランキングなので、他の宝塚歌劇のブログをご覧になれます。

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

 


宝塚歌劇団ランキング