宙組博多座公演『愛するには短すぎる』『VIVA! FESTA! 2026 in HAKATA』の初日の3月4日が近づいてきました。
今日のタカラヅカニュースでは稽古場映像が流れましたが、お芝居もショーも何度も再演されている作品なので、わ〜、これこれ、懐かしい〜と思いながら見ていました。
でもやっぱり演者が違うととても新鮮です。
特に『愛するには短すぎる』ではずんちゃん(桜木みなと)とマイティー(水美舞斗)とのバディ感が同期ならではの空気感で、息ぴったりなところが素晴らしい。
それと、ショーのお稽古になると、たくさんの組子がずんちゃんの監修グッズのニコちゃんTシャツを着ているのがいいな〜って思いました。
ずんちゃんを中心に楽しんでお稽古している様子が伝わってきます。
その稽古場レポートがお芝居、ショー別々に放送されました。
MCはスカイ・レポーターズのりっつ(若翔りつ)とさよちゃん(小春乃さよ)で、ゲストにはキョロちゃん(亜音有星)ととしこ(風羽咲季)が登場。
お芝居では再演ならではのワクワク感や役作りについての苦労、そしてショーでは新しい場面を含めた見どころについて語ってくれました。
宙組 博多座公演 『愛するには短すぎる』『VIVA! FESTA! 2026 in HAKATA』 稽古場レポート
『愛するには短すぎる』
『愛するには短すぎる』は2006年に星組で初演後、何度も再演されている正塚晴彦先生のお芝居で、私も大好きな作品です。
初演の湖月わたるさんと安蘭けいさんの見事なバディぶりは映像で見ただけですが、ものすごく頭に残っています。
そして前回の再演の雪組全国ツアー版は生で観劇しました。
出演メンバーの役どころ
亜音有星:フランク・ペンドルトン
キョロちゃん(亜音有星)が演じるのは、船の上でダンサーとして働くフランク・ペンドルトン。
同じくダンサーのさーちゃん(春乃さくら)演じるバーバラに一途な片思いをしています。
ですが「お金や立場という形で彼女の自由まで奪ってしまう、愛しているはずなのに手放せない不器用な男」とキョロちゃん。
りっつ曰く「ちょっと愛の方向が間違ってる」役どころ。
キョロちゃん自身一途に思う役は今までもあったけれど、こういうちょっと違う嫌な感じから入る役ははじめてで、いい勉強になっているそうです。
船内ショーのシーンでさーちゃんと2人で組むナンバーでは、ダンスの途中にフランクが強引にキスをしようとするシーンもあるそうですが、「ことごとく断られる」wとのこと。
また、恋敵のフレッド(桜木みなと)に対しては「むかつく存在」で「メラメラと敵対視していきたい」そうです(笑)
雪組の全国ツアー版ではかせきょー(華世京)が演じていましたが、なんて嫌なヤツなんだと思いながらもちょっと不憫で可哀想な役でしたね〜(笑)
そのフランクをキョロちゃんがどう演じるのか楽しみです。
風羽咲季:クラウディア・ヘミング/マーガレット
としこ(風羽咲季)は二役を演じます。
一つ目はクラウディア・ヘミング。
さーちゃん(春乃さくら)演じるバーバラの子供時代の役で、織史青くん演じるマイケル(フレッドの子供時代)と物語の冒頭で結婚の約束をするんです。
一瞬の場面ながら「マイケルとクラウディアにとってすごく大事な瞬間なので、印象深い場面にできたら」とのこと。
その冒頭の一言目から自分が喋る場面はすごく緊張するそうですが、正塚先生からは「子役を演じようとするな」と言われているそう。
「子供は何も考えないから、考えすぎずに感じて、より子供らしくクラウディアとして、その場面を生きられるように頑張ってます」とのことでした。
二つ目はマーガレット。
船のクルーとしてスタッフの役を演じます。
「今まではお客さん側の役が多かったけれど、初めてスタッフの役でお客さんを案内したりサポートするので、スマートに見せられるように勉強中」だそうです。
前回の大劇場公演『PRINCE OF LEGEND』の新人公演で、ヒロイン成瀬果音を演じた期待の娘役なので、どういうお芝居が見られるかが楽しみです。
見どころの場面
キョロちゃん(亜音有星)が好きな場面は、ずんちゃん(桜木みなと)とマイティー(水美舞斗)が友人役で一緒にお芝居している場面。
「見ていて相性の良さや、本当に友達っていうのがすごく伝わってきて、歌ってるシーンとか掛け合いだとか正塚先生の独特な笑いみたいなところもすごく面白い」と。
稽古場映像でも感じましたが、ずんちゃんとマイティーの同期ならではの空気感がありますね。
としこ(風羽咲季)が好きな場面は避難訓練。
「お客さんもですし、クルーはより一層めちゃくちゃ真剣に訓練してるんですけど、それがまた見ていてコミカルで面白い場面」なんだとか。
「ライフジャケットを着てる皆さんの姿が新鮮」というのも頷けます。
『VIVA! FESTA! 2026 in HAKATA』
『VIVA! FESTA!』は再演を重ねてきた人気作品。キョロちゃんは今回が2回目、としこははじめてです。
としこは宝塚に入る前に何回も観ていたそうで、「歌稽古の時から『は〜、この歌歌ってる〜』と勝手に興奮してました」とのこと。
ファン時代に観ていた作品に出られる喜びが伝わってきます。
プロローグ
キョロちゃん(亜音有星)は前回の『VIVA! FESTA!』の時のプロローグは舞台上でコーラスとして出ていたので、踊りとしては踊っていなかったそう。
なので「あの憧れの男役さんの踊りができることがすごく嬉しくて」って。
振りもそのままなので、お客様も見たことある!ってなるんじゃないかとりっつ(若翔りつ)も言ってました。
としこ(風羽咲季)も「私も見てたあの景色の、お衣装の胸元にちょうちょがいて、袖にヒラヒラが付いててというのを想像しながら、振付けを受けてました」と興奮してました(笑)
新しい場面
今回の博多座公演では新しい場面や変更もいくつかあるということで、その紹介もありました。
グランミロンガ
「グランミロンガ」というタンゴの場面が新しく入るとのこと。
ずんちゃんとさーちゃんの、ちょっと駆け引きみたいな大人のタンゴで、上級生も割と多くて大人っぽい場面だそうです。
それぞれのカップルの踊りも大人っぽくて、見てるお客さんの目が足りない素敵な場面となりそうです。
Last Romeo
キョロちゃんを含む若者たちのアイドルの場面もあります。
前回の再演の時はINFINITEさんの「ネコハジャ」という曲だったんですが、今回は新曲の「Last Romeo」。
歴代のINFINITEさんの曲の中で一番分数が長いらしく、それを5人で踊るそうで、キョロちゃん曰く「結構ハード」。
ですが「アイドルということでバチバチにかっこよくキメていきたいので、分数なんて考えさせず、一瞬で終わったと思ってもらえるようにめちゃくちゃキメて踊りたい」と意気込んでいました。
雫の結晶
「雫の結晶」という場面も新しく入るそうです。
さよちゃん(小春乃さよ)の説明によると、まず最初にさーちゃん(春乃さくら)が出てきて歌って、そこから一滴一滴としずくが集まってきて流れになって川に流れて、それが海に行って渦巻きが起こる。
その渦巻きがどんどん空に上がって帰っていくというような場面で、中村暁先生曰くそれが空と大地のフェスタだと。
ここは宙組のメンバー総出で、みんなで一つの場面を作り上げる大ナンバーなんですって。
好きな場面
キョロちゃんが挙げたのは『VIVA! FESTA!』といえばのソーラン節。
「『ソーラン、宙組!』というのがすごく嬉しいですし、宙組ならではの曲だなと思うので、すごく好きな場面」とのこと。
もう一つは、ずんちゃん(桜木みなと)が初演の時に歌っていた「恋する季節」という曲を今度はトップスターとして歌うという場面。
「桜木さんのあの歌声が大好きだったので、また聴けるんだ〜」と嬉しかったそう。
組替えしてきたおはねちゃん(きよら羽龍)とゆゆちゃん(二葉ゆゆ)が一緒に歌ってるっていうことも胸に突き刺さるそうです。
稽古場映像でチラッと映っていたあの場面のことですね。
またフィナーレでは、前回の再演でずんちゃん(桜木みなと)と澄輝さやとさんが歌っていた曲を、今回はキョロちゃんがひなこ(風色日向)と歌うそうです。
「大好きだった曲をこうして歌うことができるので、頑張りたい」とのこと。
全体の見どころ
今回の『VIVA! FESTA! 2026 in HAKATA』では、プロローグとソーラン節の場面で客席降りがあるそうです。
全体的に振付の変更も多く、ロケットは御織ゆみ乃先生から百花沙里先生へ、フィナーレも演出が変わるなど、随所に新しさが加わっているとのこと。
「さらに進化した『VIVA! FESTA!』」がどんな姿を見せてくれるのか、楽しみです。
2006年に星組で初演されてから何度も再演を重ねてきた『愛するには短すぎる』と、宙組ならではの『VIVA! FESTA!』。
愛の方向を間違えてしまう不器用な男・フランクを演じることで作品にスパイスを加えたいとキョロちゃん、そしてファン時代に観ていたあのショーの景色に自分が立てる喜びを語るとしこ。
博多座での公演が楽しみです!
読んで頂き、ありがとうございました。
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