天飛華音・瑠璃花夏・稀惺かずとが語る『アレクサンダー』の見どころ(突撃レポート)

9月30日から始まった天飛華音主演の『アレクサンダー』ですが、12日までバウホールで上演した後、21日から27日までは東京建物Brillia HALLで上演されます。
ライブ配信はバウホール公演中の10月11日の15時公演で実施されるということです。

連日観劇した皆さんの感想で、すごくいいとか絶対皆に観てほしいという意見がたくさん見られるので、これはライブ配信を観るべきかなと思っているところです。

今日のタカラヅカニュースでは突撃レポートが放送されて、主演のかのんくん(天飛華音)をはじめポスターインしているちなちゃん(瑠璃花夏)とつんつん(稀惺かずと)が、スカイ・レポーターズのしも(夕渚りょう)とさきちゃん(澪乃桜季)と一緒に見どころなどを語りました。
つんつんにとっては初めての突撃レポート出演です。

星組『アレクサンダー』突撃レポート

出演メンバーそれぞれの役について

天飛華音:アレクサンダー

かのんくん(天飛華音)はアレクサンダーの幼少期から大人になるまで演じていますが、脚本・演出の田渕大輔先生からは年齢にこだわり過ぎずにと言ってもらってるそうです。

年齢よりもいろんな人と出会い、いろんな試練を乗り越えて成長していくというところを大事にしているそう。
お衣装に関しては、星組では久しぶりのコスチュームもので、大変豪華な衣装だけども幅があるので袖ではぶつかったりして大変なようです(笑)

そしてかのんくんだけでなんと12パターンのお衣装があるんだとか!

初日のご挨拶で袖は戦争だって言ってましたが、これだけすごい衣装をそんなに何度も着替えるのは相当大変なことだろうなと思います。
でもそんなお衣装も見どころですし、このお衣装でかのんくんのカッコよさが引き立てられていますよね。

瑠璃花夏:サーヌ

サーヌを演じるちなちゃん(瑠璃花夏)は、男役勝りの立ち回りをしています。
それも身長より長い槍や重い剣を使って、さらに階段を使って相当ハードな立ち回りをやっているんですって。

ちなちゃんのあの華奢な体で頑張っているのが本当に健気だなって思っちゃいます。
ちなちゃんだけでなく皆んなもですが、千秋楽まで怪我なく頑張ってほしいです。

稀惺かずと:ヘファイスティオン

人の心が読めるという不思議な能力を持っているヘファイスティオンを演じているつんつん(稀惺かずと)。

アレクサンダーとは親友同士ですが、あまりにアレクサンダーのことが好き過ぎるためか、なんとこの前日につんつんの夢にアレクサンダーが出てきたんですって!
袖でもずっとアレクサンダーのことを見ていて、脳裏に焼き付いているから見たんだろうなって言ってました(笑)

作品中のアレクサンダーとヘファイスティオンの関係が本当に素敵で、かのんくんのアレクサンダーにとってもヘファイスティオンは心の支えとなる存在だということです。

見どころの場面

二幕のサーヌがアレクサンダーに力を与える場面

ちなちゃんが好きな場面として挙げたのは、二幕のサーヌがアレクサンダーに力を与える場面。

2人がハグするところもあって、サーヌにとって女性としての喜びを感じてすごく幸せな場面なんだそうです。
かのんくんにとっても、そこが一番2人が幸せ最高潮となる場面なんですって。

フィナーレ

今回のフィナーレはお芝居の延長のような構成になっているそう。
床も田淵先生のこだわりが詰まっているって。

チラッと映りましたが、時代感を表したような模様が付いています。

ここでまずはつんつんを中心とした男役たちがロングブーツで踊るとか。
つんつんは「とっても必死です」って言ってましたがw、かのんくんは袖からこの場面をずっと見ていて「皆んなが戦闘モードでカッコいい」って思ってるんですって。

そこからかのんくんとちなちゃんのデュエットダンスになりますが、2人が再び巡り合うというようなストーリー性があるんだそうです。
観劇したファンの方からそれが伝わって感動したという声が届いて、それがすごく嬉しかったって言ってました。

でもそこの御織ゆみ乃先生の振りがかなり難しいみたいで、芝居心を持ちつつも振りはしっかり頑張らねばと二人が言っていたのが印象的でした。

かのんくんは振りが難しいからかドライアイスのせいなのか、どうもしょっちゅうセンターを見失ってしまうらしいです(笑)

でもここでしも(夕渚りょう)から
「2人が立っている所がセンターだから!」
という名言をもらっていました(笑)

パレード

かのんくんが好きな場面に挙げたのが、パレード。
壮絶な人生を生きた後で、最後に台の上から皆んなの顔を見られるのもいいし、お父さんの所に駆け寄ったり、サーヌにも会いに行ったりするのが素敵だって。

最後のパレードで皆んなと目を合わせられるのが、これまであまりないパレードで好きなんだそうです。
小劇場公演で、こんなふうにパレードにこだわりがあるのが私も好きです。

物語の延長線上だったり、悲劇で終わっても幸せな雰囲気で終わったりと、構成が凝っているのはやっぱりいいなと思います。

最後の意気込みで、かのんくんが
「今はまだ皆さんに甘えながらやっているような感じなので、強さと優しさを兼ね揃えたアレクサンダーに力をもらってもっと皆んなを引っ張っていきたい」
というようなことを言っていたのが心に残りました。

下級生の頃は本当に弟キャラで皆んなに可愛がられる存在だったかのんくんですが、学年も上がってきて東上公演の主演を任せられる存在になってきました。
この公演でさらに成長して、どんどん星組を引っ張っていく存在になっていくんだろうなと期待が膨らみました。

  

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