暁千星らしさ全開、大盛り上がりで終わった千秋楽カーテンコール(星組 御園座公演『花より男子Ⅱ』千秋楽)

7月1日夜の「FNS歌謡祭夏」に花組の男役スター、永久輝せあ聖乃あすか極美慎侑輝大弥希波らいとの5人が、そして前星組トップスターの礼真琴さんが出演したということで、宝塚ファンのSNSでもものすごい盛り上がりを見せていました。
一時「侑輝大弥」や「希波らいと」もトレンドの上位に入るなどし、地上波の影響はやっぱりすごいなと実感しましたし、コラボしたM!LKを目当てに視聴した人たちが花組の5人の魅力を語ってる様子も嬉しかったです。

さて、本日のタカラヅカニュースでは、6月30日に千秋楽を迎えた星組御園座公演『花より男子Ⅱ』の模様が放送されました。
私は残念ながら6月28日のライブ配信を見ることができなかったので、タカラヅカニュースでの千秋楽の映像を楽しみにしていました。
ほんの数分のダイジェスト映像でしたが、「これは生で観たかった…!」と思わされる見どころがぎゅっと詰まっていました。

星組 御園座公演『花より男子Ⅱ』千秋楽

千秋楽ならではのアドリブも満載!

まず印象に残ったのは、千秋楽ならではのアドリブ。

道明寺楓の秘書4人組が、まさかの「ナートゥダンス」を披露!
このシーンでは毎回いろんなアドリブが繰り出されていたようで、前日に礼真琴さんが観劇した回には、秘書達4人で礼さんが出演している『BOOP!The Musical』のポスターのポーズをしたんだそう(笑)
千秋楽のこの時も、突然始まるあのダンスに、客席も大盛り上がりだった様子が伝わってきました。

さらに、ちぐさん(美稀千種)演じるタマさんが、袖へはけながらつくし(詩ちづる)に向かって
「あんた可愛いね。でも私が60歳若かったらあんたのライバルになるんだからね。」
なんて言う場面もさすがの一言。
ちぐさんらしいユーモアたっぷりのアドリブに思わず笑ってしまいました。

また別の場面では、西門総二郎役の大希颯くんが退場際にありちゃん(暁千星)演じる司へ向かって、
「司、いつも好き!」
とボソッと言い、思わぬ”愛の告白”に照れるありちゃんに、会場も大きな笑いに包まれていました。

千秋楽らしい遊び心いっぱいのアドリブを見ると、出演者の皆さんがこの作品を心から楽しんで演じていたことが伝わってきます。

やっぱりライブ配信で観たかった…

今回改めて感じたのは、とにかく物語の展開がものすごく濃いこと。
短いダイジェスト映像なのに、恋愛、友情、家族の葛藤、2人のすれ違い、記憶喪失(?)などなど…
次から次へと場面が切り替わり、「こんなにいろいろな要素が詰まっていたんだ!」と驚かされました。

そして何より印象的だったのがキャストの皆さん。
公演が発表された当初は、少し意外に感じた配役もありましたが、ダイジェスト映像を見る限り、その予想はいい意味で完全に裏切られました。
本当にそれぞれが役にはまっていて、「この人しかいない」と思えるほど自然。
短い映像でも、それぞれの役がしっかり生きていることが伝わってきて、配役の妙を改めて実感しました。

今回ニュースで舞台の様子を見ることができて嬉しかった反面、やはり6月28日のライブ配信を見られなかったことが改めて悔やまれます。
実際に舞台全編を観ていたら、夢中になっていただろうなと思いました。

暁千星の千秋楽ご挨拶

千秋楽のカーテンコールも、とても温かく、笑いあり感動ありの時間でした。

まず組長のちぐさん(美稀千種)からは、この公演が神尾葉子先生の原作、野口幸作先生の脚本・演出のもと、暁千星・詩ちづるトップコンビを中心に作り上げられたこと、そして御園座という真っ赤な”道明寺カラー”の劇場で、お客様とともに『花より男子Ⅱ』を完成させることができたことへの感謝が語られました。

続いて専科のお二人、万里柚美さん、ひろ香祐さんの紹介、そしてこの公演で卒業する咲園りさちゃんの紹介も。

そして会場を笑わせたのが、ありちゃんへの呼び込みです。
「私を含め、ご覧になった皆様全員、牧野つくしになりたかったのではないでしょうか。」
という言葉に思わず頷いてしまったところで、
「坊ちゃん!」
と、タマさんそのままのダミ声で呼びかけるちぐさん(笑)

呼ばれて前に出たありちゃんの最初のご挨拶は、とても真っ直ぐで誠実。
無事に千秋楽を迎えられたことへの感謝を述べたあと、道明寺司という役を通して、
「誰かを大切に思うことは自分を変える力になること」
「どんな障害があっても信念を持ち続ける勇気」
を学んだと語りました。

そして、完璧ではない登場人物たちだからこそ、多くの人が共感し勇気をもらえる作品だったと話し、「毎日この作品の登場人物たちに会えることが本当に楽しかった」と締めくくる姿が、とても印象的でした。

専科のお二人との掛け合いに大爆笑!

2回目のカーテンコールは一転して笑いの連続。

まず万里柚美さんへ、『恋する天動説』から続けて星組に出演していただいたことに触れながら、
「毎日毎日反抗しかしてなくて、『ババア、ババア』って言って、本当に申し訳なかったです(笑)」
と劇中を振り返るありちゃんに周りの出演者も客席も大爆笑。

その後「またご一緒させていただけるのを楽しみにしてます」と呼びかけると、万里さんからは、
「本当にすぐに呼んでください。」
さらに、
「毎日すごい目で睨まれるのが快感でした。」
というまさかのお返し(笑)。

舞台上も客席も大爆笑で、特に天飛華音くんが飛び上がって手を叩いて喜んでいた姿まで映っていて、星組らしい温かな空気に思わずこちらも笑ってしまいました。

続くひろ香祐さんには、
「もう専科さんじゃなくて、まだ星組生なんじゃないかと思うくらい。」
と話し、「次も一緒なので」と笑顔で『RRR』での再共演を楽しみにしている様子も微笑ましかったです。

そして、この公演で卒業する咲園りさちゃんには、普段のおしとやかなイメージとは違うリリーズとしての一面にも触れ、「ファンの皆さんも楽しかったと思います」と優しく言葉を贈る姿に、ありちゃんらしい温かさを感じました。

名古屋グルメも満喫!

3回目のカーテンコールでは、
「名古屋の美味しいもの、みんなたくさん食べましたか?」
と出演者に質問。

全員の元気な「はい!」に安心したあと、客席にも
「皆さんもたくさん食べましたか?」
と問いかけるありちゃん。

客席から大きな拍手が返ると、「ありがとうございます(笑)」と嬉しそうに笑う姿が何とも可愛らしく、会場全体がほっこりした空気に包まれました。

さらに次の大劇場公演『RRR』への意気込みも語り、星組らしく団結して挑戦したいと力強く締めくくりました。

やっぱり最後は「星組パッション!」

そして4回目のカーテンコールでは、
「皆様、お立ちいただいたということと、せっかく呼んでいただいたということで、『星組パッション』をしたいと思います!」
というありちゃんの一声で、会場全員参加の「星組パッション」へ。

「熱いぜ!」「燃えろ!」「進め!」のコールに続き、最後は退団する咲園りさちゃんが「星組〜!」を担当。

舞台上と客席全員で「パッション!!」と大きな声を合わせると、出演者達がりさちゃんへ拍手を送り、りさちゃんもガッツポーズ。

最後まで星組らしい温かさと一体感にあふれた締めくくりとなりました。

幕が下りる最後の最後まで、ありちゃんは満面の笑顔で1階席、2階席へ大きく手を振り続けていて、その笑顔からも、この公演がどれだけ充実したものだったのかが伝わってきました。

改めてライブ配信を見られなかったことが悔やまれる一方で、『花より男子Ⅱ』が出演者にもファンの皆さんにも愛された公演だったことを実感できる、素敵な千秋楽の映像でした。

  

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