シアター・ドラマシティに続いて東京建物 Brillia HALLで上演されていた星組 暁千星主演『夜明けの光芒』が6月20日に幕を閉じました。
今日のタカラヅカニュースでその千秋楽の模様が放送されました。
星組 東京建物 Brillia HALL公演『夜明けの光芒』千秋楽の様子
ダイジェスト映像
残念ながら6月8日のライブ配信は観られなかったので、私にとっては初日のニュース以来の舞台映像です。
想像していた以上にかのんくん(天飛華音)の演じる闇のインパクトがすごかった。
そしてありちゃん(暁千星)のピップは想像通りありちゃんにぴったりでした。
最後は映画と違ってピップとエステラ(瑠璃花夏)はちゃんと結ばれるんですね。
その流れで入っていくデュエットダンスがとても素敵でした。
最後のありちゃんのソロのダンスでは、紙吹雪が舞い落ちる中踊る姿も観られて満足でした。
暁千星の千秋楽のご挨拶
組長のちぐさん(美稀千種)のご挨拶の最後にありちゃん(暁千星)を紹介する際
「俺の相棒」
とお芝居の中のジョーのようにピップを呼んだ後
「いやいや、我らが愛するピップ、主演を務めました暁千星がご挨拶申し上げます」
と言ってから「ヘヘ」と笑ったちぐさん、お茶目です(笑)
ありちゃんは
「観に来てくださるお客様、公演に携わるスタッフの皆さん、いつもそばで共に歩んでくれる星組のみんな、すべてが大切な存在ですが、それが当たり前になってしまって大切な存在だと気づかない時がある。今回ピップを演じてそれだけは常に忘れてはいけないと改めて感じました」
と話しました。
この作品は何度演じても新しい発見があり、お稽古からのこの2ヶ月間は充実した日々だったそうです。
それから
「この公演で学んだことを次の大劇場公演でも活かしていけるよう精進していきます」
という言葉で最初のご挨拶を締めました。
次のカーテンコールでもピップについて語ったありちゃん。
演じていてもピップはなんでこんなこと言っちゃうんだろう、なんでこんな風になっちゃうんだろうと思っていたそうです。
それでも最後には大切な存在に気付けたというところに、自分自身もこれから舞台人として成長していかなければと改めて思えたそうで、ピップという役に出会えてよかったと言っていました。
そして、公演期間は短かったけれども、お稽古場だけでなく舞台でお客さんの前で演じることが一番勉強になると感じたということも話していました。
ありちゃんの言葉を聞いていると、この『夜明けの光芒』という作品、ピップという役がありちゃんにとってとても有意義だったことかが窺われます。
今回観ることができなかったので、スカイ・ステージの放送を観るのを楽しみに待ちたいと思います。
星組パッション!
4回目のカーテンコールでスタンディングオベーションになって、皆さんお待ちかねの「星組パッション!」をやることになりました。
この公演がありちゃんが星組に来て初の単独主演公演。
前の主演公演の『ME AND MY GIRL』は専科のマイティー(水美舞斗)とのW主演でしたので、千秋楽の星組パッションは一人でではなくマイティーと、それとサリーのなこちゃん(舞空瞳)の3人で音頭をとったんでした。
そしてあの時は初めて星組パッションの説明をしたので、なんともグダグダになってしまったんでした(笑)
今回はあれからさらに成長したと見えてw、ものすごく丁寧に手振りを交えながらしっかりと説明をすることができました。
で、
「では、いきます」
と言った後、男前の顔になって音頭を取り始めるありちゃん。
ありちゃん「熱いぜ!」
全員「星組!」
ありちゃん「燃えろ!」
全員「星組!」
ありちゃん「進め!」
全員「星組!」
ありちゃん「星組!」
全員「パッショ〜ン!」
と客席もすごく盛り上がって星組パッションをしましたが、ありちゃんの音頭の声がものすごく大きくてものすごく男前でした。
だけど、
「とても元気な星組パッションありがとうございます。嬉しいです」
と言った後
「いいですね、いいですね」
と周りと笑い合いながら手をパチパチしている様子がオフの可愛らしいありちゃんに戻ってました。
さっきの男前の星組パッションとのギャップにやられます(笑)
最後は
「今のメンバーだけでなく星組はまだ半分以上いるので、次の大劇場ではさらにパワーアップして頑張りたいと思います」
と周りのメンバーを見ながらニコニコと話して、客席を見渡しながら手を振ってカーテンコールが終わりました。
手をブンブン振るのがありちゃんらしくて見ていてほっこりします。
それにしても、星組に来て2年と少し、もうすっかり星組の暁千星として組のみんなと強い絆ができているのがカーテンコールからも伝わってきます。
次の大劇場公演も大いに楽しみにしています。
読んで頂き、ありがとうございました。
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