昨日9月30日はあの痛ましい事件から1年という多くの宝塚ファンにとって忘れられない日でした。
ご遺族にとっては大切な娘さんの一周忌。
どういうお気持ちで過ごされたのかと思うと胸が締め付けられます。
昨日はタカラヅカニュースでは9月28日の花組初日のニュースなどが放送されました。
けれどそんな華やかなニュースをブログで扱うのもどうかと思っているうち…夜になって望海風斗さんのインスタの投稿を見ました。
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小林一三先生に語りかける言葉で始まり
「宝塚は私にとって故郷であり聖地であり初心に帰る場所で大切なことを教え続けてくれる場所
どんな事があっても時代が変わっても人を思いやる心だけは無くさないでほしいし
私もそれだけは無くさないで生きたい」
という言葉で締められていますが、この言葉がものすごく心に沁みました。
そして9月30日という日に投稿してくれたことに感謝しました。
多くのOGの方たちもきっと思いはあったのかもしれないですが、こうやって公に言葉を発するのは勇気がいることだろうと思います。
そんな中でこの投稿をした望海さんの人柄を尊敬します。
望海さんは6月の時事通信社のインタビューでも一連のことについて訊かれて「ずっと考えてきました」としたうえで、
「今は、いろいろと新しく変わっていく時期でもある。いろんな意見があると思うけれど、私は、あったことを忘れてはいけないという思いを持って前進していきたい」
と答えていましたね。
この1年長いようで短かった気がします。
この間に3月28日にようやくご遺族側と劇団の間で合意がなされ、劇団内での対策も少しずつ進んでるのかなという感じです。
発表されている内容しかわかりません、それだけで十分なのかどうかわかりません。しかし、変わっていくのだと思いたいです。
宝塚関係者の意識が変わり、誰もが辛い思い苦しい思いをすることなく素晴らしい舞台を作ることができる劇団になるよう願っています。
そして改めて亡くなられた方の御冥福と、ご両親、妹さんのお心が少しでも癒えることを祈ります。
読んで頂き、ありがとうございました。
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